
設定集
世界設定
とある神様二柱が引き継いだ世界。名は沢山の命が栄えてほしいと願いを込め付け直された。意味は「命を歌え」
前任者が好き勝手に引っ掻き回したせいで引き継いだ時には既に全てがズタボロで瘴気は蔓延り、どこも治安が悪く、世界の壁も穴だらけであちこちで渡り人召喚が起きていた。召喚された渡り人達は消耗品のように扱われ誰も彼もがボロボロになっていた。
慌てた二柱は力の限りに手を尽くし、世界の中心に新たな国、救国「リズリジカル」を作り上げた。
神の代理兼国王にはとある白と黒の双子に自らの力の一部を与え、着いてもらっている。
物語の舞台になるこの国は他の場所から半隔離されており、無理やり召喚された渡り人達や傷ついた善なる魂を持つ者を救い出す目的を持つ。
リズリジックより浄化や救助の為に送り出された「星守り」や神によって作り出され世界中に放たれた古代竜や精霊により徐々に世界は調整されているがこの国以外の場所はまだまだ大変なことになっている。
生きとし生ける者は未だ性根が腐っているものも多く、瘴気の嵐が時々吹き荒れ、世界の壁の穴は塞いだものの召喚を完全には防げてはいない。
穴を使い召喚した場合は天罰執行が待っているがそれでもなお行おうとする者も多い。
目標は世界を浄化&リセットして綺麗に治す。良い魂は救い出したいので世界が一度終わるまでなるべく救国へ誘って助け出すことである。
舞台設定
▼中央の救国 リズリジカル
神の代理人として託された渡り人でもある双子の王様の莫大な力により全てが運営維持されている。
とてつもなく広い国土は4つの地方に分かれており、それぞれの地方は季節の名で呼ばれている。
大陸のどことも接しておらず、更に特殊な半隔離の守りがある為に王の許可が無ければどんな方法であれ国土に足を踏み入る事が一切出来ない。
冒険者ギルドの総本山がある。永く様々な人々を救い続けている為、救われた者たちによりもたらされた多種多様な技術・文明、様々な歴史の積み重ねで国のあちこちに超技術の古代遺跡も存在する。古代竜の営巣地や、精霊の浄化地がある。
・冒険者ギルド
黒の王が発足し、救国発の巨大独立組織として治安の悪いこの世界に広く深く根付いており、ありとあらゆる様々な土地に支部が存在している。旅人や自立を求める人々を手助けしたり救い出したりと援助もする。
ギルド内だけの機密連絡方法があり、情報伝達が異常に早い。受付のスタッフもそれなりの力を持つ者が揃っている。
町の細々とした業務からダンジョン踏破、未知の土地開拓から災厄討伐などの多岐にわたる情報や依頼がそろっている。
安全の為にランクがあり、駆け出し、下級、中級、上級となる。
単独、もしくは少数人で災厄モンスターを討伐できるほどの腕前を持つ者は例外ランクの特級を与えられる。
昇級方法はかなり厳しい為、驕れば命を失うことも多々ある。それゆえに上級や特級を持つ者は尊敬の眼差しを受ける。
特殊な技術で水晶を加工した半透明のカードには現ランクや個人情報、犯罪履歴すら刻まれる為、身分証になる。
・王宮
国の中央に聳え立つ巨大な白亜の城。
救国を維持する機構もここに集結しており、最もセキュリティが高い。白の王は常にこの城に居り、この維持機構にあふれ出る魔力を常に注いでいる。機構に近づかないように魔法契約を結んだ人々が仕事をしており、隅々まで細かな気配りが通っている。
騎士団の屯所もあり、都市内や宮廷内を守る近衛騎士団と、救国のあちこちに派遣される巡衛騎士団に分かれている。人気があるのは近衛騎士団ではあるが、それに見合う総合的なステータスが求められるので入団がとても厳しい。
▼中央の救国 冬の地方(北)
・果ての楽園 ドラドネストア
救国の北にある山々の麓に古代竜達が営巣に使っている場所。
古代竜たちなりに過ごしやすい町のようになっており、子供が自立出来るまでは皆でここで育てている。
竜達の中でもまとめ役にあたる者がおり、その者が報告や挨拶やらで表に出てくる代表になっている。
まとめ役とは言っているものの町の管理や他種族に一番慣れているものが任せられているだけである。古代竜同士に上下関係はない。
▼中央の救国 春の地方(東)
・「和」の街 レーメイ
滅びに瀕したどこかの世界にあった東洋と呼ばれる場所から連れ去られた渡り人が救国に救われた後に創った街。
「和」と呼ばれる文化と繊細で緻密な技術が発展しており、特に食文化が発展している。
服装も独特でこの国ならではの大人しめでシンプルだが静かな華やかさが特徴的。
質素倹約、しかしそこに美を見出す「わびさび」という概念もある。温泉地としても有名。
・幽世の大森林
とほうもなく巨大な大森林。しかしその巨大さ故に森そのものがダンジョンになっている。
森の浅い場所が表層と呼ばれており、更に奥へ行く程にと中層、深層となる。森の中心部分は最深部と呼ばれていて古代の遺跡跡と美しい泉が静かに眠っている。奥へ進み層が変わる度に必ずボスのような強いモンスターが立ちはだかるようになっている。
稀に自我と知能を持ったモンスターが発生し、なんらかの条件を満たして覚醒種へ成る者もいる。そんな弱肉強食の蟲毒の森ではあるが珍しい植物や資源が豊富な為、騎士団が資源確保へ向かったり、一攫千金を狙う冒険者が挑戦しに入ったりと命知らずたちがよく訪れる。
▼中央の救国 夏の地方(南)
・地下遺跡街
夏の地方にある古代遺跡ダンジョン、その最深部の更に地下に存在する遺跡街。
雑多で煩雑な街と呼べるか怪しい場所があちこちに点在するアリの巣のような空間。
いつからあるのかもわからず、誰が住み始めたのかもわからない。そこで生まれた者は外を知らずに命を終える者がほとんど。入るにしても入口らしき場所には不思議なゲートのようなものがあり、誰しもが行き来できるわけではなく条件があるようだがわかっていない。外に出ることが可能になった僅かな腕利きは出て行ったきり、戻ることが出来ていないそうだ。
実はこの遺跡街自体もダンジョンのようなもので、下層ほど安全。街上層の入口ゲート付近は街でありながらもモンスターが出現する。このモンスターを倒せるか等も外へ出る指針になっているのではないかと言われている。
・幻想の街 ティル・ナグ
二柱の神様が悠久を生きる星守りの為に創り出した永遠の街。
普通には入ることも見ることも出来ず、星守りと星守りが認めた者のみ出入りが出来る、どこにでもあってどこにもない街。
とても稀にとある条件が揃い迷い込む者が居る。街に入ればその場から突如消えた様に見えるので、それを見た者や帰ってきた者達により伝説やおとぎ話として語られている。入ることができる者はいつでもどこでも入ることができる。
外よりも進んだ時代の街並みで、不思議な材質で出来た美しい高層の建物群、ひびのない真っ新な白い道路に淡く輝く光を灯して均等に並ぶ鉱石灯、漂い遊ぶ幼精達と他で見られない幻の自然、抜けるような青空、少し歩けばオープンテラスからどこか甘やかな香ばしいコーヒーの香りが漂ってくる…その名の通り幻想的な風景がある。救国にある城にだけ行き来ができる扉がある。
▼他の地域
・クズトズク王国
人間絶対至上主義な小国。国王が人間の最低値を走るようなとんでもない男。
臆病ゆえに裏切りを極端に恐れた結果、己が持つ魔法と技術を限界まで使い国民全員を洗脳する方法を編み出してしまった。方向性さえ間違わなければ確かに優秀であったはずの王なのだが、今では自身を守るためと贅沢をするためにしか辣腕を振るわない。国全体が王様万歳!人間が絶対!それ以外は自分たちの奴隷!になっている為に近くにある他の国々から好かれていない。人間以外には治安最悪クラスである。
国内で新たに生まれた子はすぐに神殿で洗礼という名の洗脳魔法を魂に刻まれるので瀕死の状態になるか、奇跡的に解けるかしなければ逃げる事がかなわない。倫理的に不味いこともやらかす、問題の多い国である。
そんな国ではあるのだが所有しているダンジョンから取れる素材がとても良い為にギリギリ他と国交がある状態。
提携での利益に眼がくらんだ王が唯一外部から誘致した冒険者ギルドが存在しており、国の状態に気づいた黒の王はスタッフを全て人間かつ国外の者にするよう指示を出した。
・祈りの塔
クズトズクの端にそびえ立つ巨大な塔。
表向きには国の為に聖女や聖者が閉じ篭り、日々祈っている修行の塔と言われているが、実際には国にとって有能な人物が軟禁されている塔。
中にいる者は洗脳がほぼ効いておらず、逃げようとしても逃げられずにいる者たちが監視の元で生活している。アリアは最上階に閉じ込められていた。
軟禁な為、多少は外に出られるが見張りが厳しい。しかしアリアは仲の良かった賢者のお爺さんが残りの命を使った大魔法により、逃がされている。
